夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#88
夢
夢を実現する道は
何処までも平坦な道を
ただ何処までも 飽きないで歩くだけ
誰にでもできることながら
誰でもできるわけもない
ただ一つ守るとすれば
自分だけの夢の歌
口ずさみながら 歩くだけ
さびしがらずに 歩くだけ
夢を実現する道は
何処までも平坦な道を
ただ何処までも 飽きないで歩くだけ
誰にでもできることながら
誰でもできるわけもない
ただ一つ守るとすれば
自分だけの夢の歌
口ずさみながら 歩くだけ
さびしがらずに 歩くだけ
君が生きていく上で、最も重要なこととは何だろうか。それは君が最も君らしく生きることなんだ。
君が君らしく生きることとはどんな生き方のことだろうか。「無理をせず、自然に生きることが重要だ」と言ってもわかりにくい。
君が君らしく生きることとは、いったいどんな生き方を示しているのだろうか。君らしく生きるということは、今のままの君の良い所をもっと有効活用するということだ。
君の良いところにもう一度光を当てて見直してみると、いろいろな可能性が見えてくる。例えば君が人前で発表したり手を上げて積極的に発言をするのが苦手だとしよう。でも一方で資料を調べたり本を読んだりするのが好きで、君なりに感じたり考えたりしている。そしてデータをまとめたりする仕事が得意だとしよう。こんな時、君が無理して努力して自分の意見を人前で発表できるようになる必要はないのだ。君が得意なデータ整理で貢献できればいいのだ。
このようなことは日常のなかでたくさんある。
私が言いたいのは、どんな場合においても君には人に負けない部分がたくさんあるということなのだ。ところが君はそのことに気付いていないのだ。だからもう一度自分に光を当てて自分自身を観察してみてほしい。きっと気付くはずだ。君が隠れたいろいろな能力を持っていることに。
若い時は劣等感をよく持つものだ。もし君が劣等感を持っていないならかえって心配である。若い頃の劣等感は、自分がもっと成長して立派な人になりたい、魅力的な人間になりたいという気持ちの裏返しだからだ。
君には夢があり、希望があり、憧れがあるから劣等感もあるのだ。だから、劣等感は君を成長させる上で、とても大切なものだ。ただ、劣等感が強くなり過ぎて自暴自棄になったり人を恨むようになってはいけない。そうなってしまえば自分を成長させるどころか自滅させてしまうからだ。劣等感は自分を成長させるための重要な要素なのだから大切にしてほしい。逆に優越感は君の心を安心させ、君に自信をつけさせるものかもしれないが、長い目で見ると君の成長を阻害する可能性がある。
親を大切にして、先生を敬い、目上の人を尊敬して生きていくことは、結局のところ自分自身の成長のためにとても大事なことである。親をないがしろにして、先生を馬鹿にして、目上の人に挨拶もできないような若者が増えている。これはなげかわしいことである。結局自分に降りかかってくる将来の禍に気が付いていない。
親は君に無償の愛を注ぎ、先生は心を込めて君たちを真理に導き、先輩は自分の経験を通して義理や人情を教えてくれる。「親に孝行し、先生を尊敬し、先輩に礼儀を尽くす」ことこそ、君が将来あらゆることをする上で役に立つ基本的なことなのだ。
『親孝行の人は、ほぼ例外なく心の優しい人だ。
そして成功している人のほとんどが、親孝行でもある。
つまり、成功するためには心の優しさと人を思い、人を喜ばせ
人のためになることをしようという心持ちが大事である。
そのためにも次のことを心に刻んでほしい』
君の両親は君を心から愛していること。
君の両親は君に無償の愛を注いでいること。
君の両親は何よりも君が健康で幸せであってほしいと願っていること。
君の両親は君より先に死んでゆくこと。
君の両親は世界中の誰よりも君を好きだということ。
誰の助けも借りずに、一人で知らない世界を歩くことはとても勇気のいることだ。でも勇気だけあっても見知らぬ世界でうまく生きて行けるわけでもない。用心深さや、周到な準備も必要だ。初めはさびしくとも、やがて君の生き方に賛同して一緒に動いてくれる仲間やパートナーができるものだ。
勇気には裏付けが必要だ。どんな冒険でも周到な準備が大事で、この準備がない冒険は無謀なものとなる。しかし、準備と調査が行き届いた冒険は確実に成功するものである。勇気を身に付けるためには、準備を完璧にすれば良い。準備が十分にできどんなケースにおいても対処すべき方策を持っていれば、自然に勇気もわいてくるものなのだ。十分な準備をすることだけが本当の勇気と自信を身に付けさせてくれる。
相手にしてほしいことがある時、君はどうしているだろうか。
「何々をして下さい」とはっきり要求することもあるだろうし、それが言いにくいこともあるだろう。
「もっと自分の方を見てほしい」とか「自分の話を聞いてほしい」とか「優しくしてほしい」とか。
でも彼らを要求する前に君は相手にどれだけのことをしてあげているだろうか。君がそう思うように、相手だって同じことを思っているものなのだ。だから、まず率先して自分からやる癖をつけるようにしよう。
腹を立ててはいけない。怒りで腹を立てて行ったことで結果が良かったというようなものは一つもない。
腹が立っても爆発させてはいけない。じっとこらえることこそ最上の振る舞いである。腹を立ててケンカをして良かったことなんてまずない。勇者は決して腹を立てない。しかしこれがなかなかむずかしい。誰でもできるわけではない。訓練が必要だろうし、心に余裕を持つことも大事だと思う。
しかし、短期はとにかく損である。短期を起こして行った行為にほめられるものが一つもないのはそのためである。じっとこらえて、気分転換を図ることこそ、我々が目指すところである。
「笑う門には福来る」という言葉がある。「よく笑う人には良いことが起きる。良く笑う人には幸せがやってくる」というような意味である。試しに鏡の前に立って自分の顔をチェックしてみてほしい。
まず普通の顔、次にもの思いにふけった暗い顔、最後に楽しく遊んで椅子時の明るい顔、それぞれの顔の自分を見てほしい。楽しい時の顔が最も若々しく生き生きとして魅力的だと思う。何もしなくてもいい。君がただニコニコとしているだけで、周りの多くの人が気持ちが楽になり、幸せな気分になることを考えてみてほしい。
逆にブスッとした顔で君が口もきかずに座っていたとすると、君を知っている周りの人々は、君に何か嫌なことがあったのかと気を遣ってしまうし、心配をかけてしまう。やがていつも君がそうしていれば、君と一緒にいると気分が重くなり暗い気持ちになるから、友達はみんな君から離れていってしまう。ニコニコしている人が好きなのは友達ばかりではない。幸運の女神も実は笑顔が好きなのである。
本当に大きな能力を発揮する人はどこが普通の人と違うのだろうか。おそらく一番の違いは人を使うのが上手だという点だ。もし人の能力がすべて同じだとするなら二人になれば二倍、十人になれば十倍の力が出るだけだ。ところが五人集まって百人の力を発揮する人たちがいる。これはいったいなにか。その場、その場に応じた人の能力が発揮された結果なのだ。
だから重要なのは、人の能力をいかに借りるかということが大事なのだ。君が仕事にしろ、スポーツにしろ、良い結果を出すためには人の能力を引き出しそれを借りることが成否を決める重要なポイントになるのだ。
言葉には魂がこもっていて、それを言霊と言う人もいる。「言葉は一人歩きをする」と言う人もいる。これはいったいどういうことだろうか。同じ「君は強いね」という言葉でも、聞く人によって様々なニュアンスで受け止めるから、違った感じの意味として人に伝わることがある。さらにその人が同じ言葉を他の人に伝える時、またさらに違ったニュアンスで伝わる可能性は十分にある。こうして言葉の意味は次々にまさに一人歩きを始めるのである。だから重要な話を相手に伝えるには、言葉を選んで丁寧に話すことが肝心である。君の考えや気持ちが正しく相手に伝わることは、なかなか難しいのである。
そして言葉は相手の心の中に残ることが多いので、君がそんなつもりで言ってないのに相手はいつまでもその言葉を覚えていて、恨まれるようなことも多々あるので注意すべきである。だから大事なのは君が何を主張したいかより、相手の気持ちを考え、今どう言ったらいいかを考えながら話すことが何より大事である。
自分らしさを発見しよう。自分らしさこそ君にとっての最大の武器であり強みである。人はみんな得意なことを持っているものだ。どんな小さなことでも良い。君が得意なこと、君の自信のあるところを探してみよう。それこそが君らしさなのだ。
君が君らしく生きるということは、君の得意なこと、君の自信のあるところを活かして生きることなのだ。小さなこと、ちょっとしたことで良いのだ。やがてそれが大きく育ち、大人になると実を結ぶものなのだ。
「どちらでも大丈夫」という心を持てば生きやすくなるし、ゆとりの心を持って生きれば、楽しく生きることができる。不満はやがて自分に戻ってくる。全てのことを自己責任のもとでやっているという自覚を持てば不満がなくなり、ゆとりと余裕が生まれる。
精神的な余裕がないと判断を間違えてしまう。精神的な余裕やゆとりがあれば人間関係もうまくいくことが多い。
寛大な心や余裕があれば、選択肢が多くなり人生のチャンスが増す。人生のチャンスが増せば、それだけ幸せな生き方ができるようになる。
ご質問や受講に関するご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。お子様の成長をサポートするため、丁寧に対応させていただきます。