夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#54
財を築くためにすべきこと
「財を築くためには何が必要だろうか。おそらく何も必要ない。血のにじむ努力、夢を持つこと、それを実行する行動力、信念などと思いがちだが、そんなものは何一ついらない。必要なのは財を築きたいと思い続ける生活習慣だけである」
「当たり前だよ、そんなことわかっているよ」と君は言うだろう。
ところがこの当たり前がなかなかできないものだ。若い時に本屋でこのことを実行できると思わせてくれた本に出会ったことがある。その時、自分としては大きな喜びと、本との運命的な出会いに感謝したものだった。
本の題はナポレオンヒル著『巨富を築く十三の条件』と言うものだった。大学三年生の時だ。
読んでいくうちに自分なりの解釈の仕方ができるようになった。
そしてそれを実行して、いろいろな仕事をやってみると、なるほどと言うようなことが次々と起こった。そして成功することができた。
それは次のような事であった。
『将来の自分のあるべき姿を、できる限り具体的に心に描く。
それを紙に書いて毎日朝晩三回ずつ、声に出して唱える。
顔を洗ったり歯を磨いたりするのと同じように、自分の夢に向かうことを当たり前の生活習慣にする。
三ヶ月もすると、自分が財を築くことは、当然で当たり前のことと思うようになり、何の違和感も困難も怖さも不安もなくなり、自分の将来や実現への道が見通せるようになる。
こうなればほぼ九割成功したようなもの。すべてが夢の実現のために収束し始める。
成功の種が芽生えれば、後は枝葉が出るのを待つのみ。丁寧な水やりをするだけである。
いつの間にか夢の実現に成功している自分に気付く。
おめでとう!夢は実現しました。』
ここでいう「財」とは金銭的なものだけでなく、広く人生で蓄えることのできるキャリアや才能や名誉などあらゆるものに該当する。
またこの方法は芸術、スポーツ、教育(受験勉強)など、すべての分野に応用しても成功する。例えば受験を成功させるために、この方法を利用してみよう。
『受験の三年前から準備をスタート。受験校と学部・学科を決める。この時は自分の成績や偏差値などを考慮しなくてもよい。合格するために必要な学力を調べて確認しておく。
毎朝、毎晩、「〇〇大学〇〇学部に合格するぞ!」と三回唱える。
これを毎日休まず三ヶ月続けると、自分が合格することは当たり前の感覚になる。そして合格のために必要な準備を諦めずしっかりとするようになる。生活の全てのベクトルが目標校合格の方向に向き始めるのがわかる。
受験に向けての不安や諦めがすっかりなくなり、自分の合格が確実に見えてくる。こうなればもう合格は決まったも同然。
ぶれず迷わず受験勉強が進むようになる。成績も上がり始め、自分の合格が確実のものと思えるようになる。
目標校合格!
おめでとう。やりましたね。』でもこれも当たり前でしたね。