合格する子、させる親#4
「中学受験は算数で決まる」と言われるほど重要な科目である算数。
算数が得意になれば算数を好きになり、好きになれば更に得意にしようと自ら学び始めます。
そうなれば、勝手に算数の成績は上昇していくのです。
では、どうしたら算数を得意にできるのでしょうか。
今回、しどう会講師が提言するのは「算数好きになる方法」です。
①計算力を上げる
計算が不得意な子のほとんどは、計算力が圧倒的に足りません。計算力を上げるだけでも、偏差値50前後なら到達可能です。そして、分数小数の正しいイメージを持つことと、+−×÷の正しい意味をイメージで持つことが計算力を上げることにつながります。
②図を書いて解く習慣を身につける
生徒さんから質問をされるとき、イメージができないことで問題の把握ができず、解法が思いつかないというパターンの質問が非常に多いです。図を書くことは式を書くことよりも大切です。書かされているだけの式に意味はあまりありません。
③様々なタイプの問題に触れる
「競い合う」競い合いを行うと、負けん気に火が付く子が多いので自発的に問題量を増やします。
「目標を持つ」目標を持っている子は、大人が驚くほど目標達成に対して貪欲です。
「楽しむ」楽しければ好きになり好きになればやり込むので得意になります。
中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。