合格する子、させる親#19
中学受験という選択肢が必ずしも子供にとっての最適解とは限らない可能性もあります。
そこで今回は、しどう会講師が3回に亘り
「中学受験のメリット・デメリット」について解説いたします。
第1回「中学受験をするメリット」
ぜひ参考にしてみてください。
①質の高い学習環境が手に入る
中学受験をする子、その家庭は、その先の大学受験を見据えている方が大半です。
学習意欲の高い仲間に囲まれ6年間を過ごすことは中学受験の最大のメリットと言えます。加えて、学校のカリキュラムなども多くの中高一貫校では、高校受験を前提としない上で考えられているため、高校受験組に比べかなり進度が速く設定されており、大学受験時に有利に働くと思います。
②勉強習慣が身につき、勉強の仕方を学べる
近年の中学受験において、難関校とされる中学校に合格するためには、相当な量の学習が必要となります。
それらをクリアしていく過程で、自然と効率の良い、自分に合った学習スタイルを身につけることが出来れば、中高生になった後の学習がスムーズに進むことになるでしょう。
③勉強以外のことにも力を注ぐことが可能になる
中高一貫校に進学された場合、次の大きな目標は6年後の大学受験となるため、目先の結果に捉われることなく勉強以外のこと(部活動や課外活動)にも時間を割くことが可能になります。
多感な時期ゆえ、それらから得られるものは、今後の人生において大きな影響があるものとなるかもしれません。
中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。