夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#50
人の心を見抜くやさしい方法
『人はみな、他人に対して何らかのポーズをとっている、人に見せたいことは強調し、見せたくないことは隠し、自分がより良く思われることが自分の幸せに結びつくと思っている。その点こそ、つまり、見せたくないものこそが、その人物の真の姿を見るためのキーポイントになっている。だから人と接する時、次にことを忘れてはならない』
人は見せていることと反対のことが、その人物の中に必ず存在する。
人は自分の願望を自分の姿に投影して表現している。
人は見せたくないものは必ず隠している。人が隠しているものにこそ、その人の本音がある。
●人を見抜く三要素
人を見ることはむずかしい。人は考えていること、感じること、道徳観、行動の規範など、どれも違うからだ。普通誰しも自分を基準に人の心を推察するが、これでは人の心は読めないに決まっている。そんな時の大事なポイントが三つある。
①虚飾を見抜く(言葉や態度や商品は飾られているから、鵜呑みにはできない)
派手で華やかに見える人の懐は、火の車のことが多い。
優しい言葉、親切な言葉は裏があることが多い。
心地よい言葉で近づいてくる人は、必ず狙いがある。
育ちのよさを自ら言う者は、虚飾である。
知り合いに有名人がいると言う話は、一種の虚飾である。
あまりに派手な人と、あまりに虚栄の人は破滅する。
豪放磊落な大物ぶりで振る舞う人は、虚飾である。
力のある人や組織をバックに持っていると言う人は、ほとんど非力な人である。
ブランド品の高級な服装ばかり着る人は、案外金持ちではない。
形から入る人は幼い。
身なりの清潔さや、こだわりのお洒落は虚飾ではない。
あまりに良い話は、虚構である。
世の中に、いわゆる「棚からぼた餅」はない。これを期待してはいけない。
人前で忙しさを強調したり、自己の成果を強調する人は、さほどの人物ではない。
人の成果を横取りする人は、極端な自分本位である。
自然体で去勢を張らない人が、真に実力がある。
②矛盾を見抜く(言葉や行動に矛盾がある時は、必ず何かが潜んでいる)
自分勝手な人の親切。
普段おとなしい人が自己主張をする。
毅然としている人が急に甘える。
優しい人が冷たくなる、事務的になる。
ケチな人がご馳走してくれる。
なにやら急に優しくなる人。
必要以上の寛大な措置をとる。
条件の良すぎる商談を持ってくる人。
競争相手の親切。
親切過ぎる応対をする人。
予想以上に惚れてくる異性。
あまりに安すぎる商品。
あまりにも得な儲け話。
部分的にシビアでも結局甘い話をする人。
③損得を見抜く(人間は損得で行動するもの。誰が得をするかを考えれば正体がわかる)
妙な話は損得で分析すると謎が解ける。
損得がらみの話を持ってくる人は要注意。
誰が得をするかを考えると犯人がわかる。
損する方向で動く人間はまずいない。
先に損しても良いという考えの人が大物になる。
自己主張ばかりしないで損切りできる人は本物。
得することばかり考える人は大きく儲けられない。
自分に自信があって、自尊心が強い人は騙されやすい。
油断している人・・・自分のフィールドを他人任せにしている人は騙されやすい。
育った環境が良すぎて苦い経験の少ない人は騙されやすい。