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夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#84

腹が立っても爆発させてはいけない

 

相手にしてほしいことがある時、君はどうしているだろうか。

「何々をして下さい」とはっきり要求することもあるだろうし、それが言いにくいこともあるだろう。

「もっと自分の方を見てほしい」とか「自分の話を聞いてほしい」とか「優しくしてほしい」とか。

でも彼らを要求する前に君は相手にどれだけのことをしてあげているだろうか。君がそう思うように、相手だって同じことを思っているものなのだ。だから、まず率先して自分からやる癖をつけるようにしよう。

腹を立ててはいけない。怒りで腹を立てて行ったことで結果が良かったというようなものは一つもない。

腹が立っても爆発させてはいけない。じっとこらえることこそ最上の振る舞いである。腹を立ててケンカをして良かったことなんてまずない。勇者は決して腹を立てない。しかしこれがなかなかむずかしい。誰でもできるわけではない。訓練が必要だろうし、心に余裕を持つことも大事だと思う。

しかし、短期はとにかく損である。短期を起こして行った行為にほめられるものが一つもないのはそのためである。じっとこらえて、気分転換を図ることこそ、我々が目指すところである。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#83

笑顔は君の最大の武器である

 

「笑う門には福来る」という言葉がある。「よく笑う人には良いことが起きる。良く笑う人には幸せがやってくる」というような意味である。試しに鏡の前に立って自分の顔をチェックしてみてほしい。

まず普通の顔、次にもの思いにふけった暗い顔、最後に楽しく遊んで椅子時の明るい顔、それぞれの顔の自分を見てほしい。楽しい時の顔が最も若々しく生き生きとして魅力的だと思う。何もしなくてもいい。君がただニコニコとしているだけで、周りの多くの人が気持ちが楽になり、幸せな気分になることを考えてみてほしい。

逆にブスッとした顔で君が口もきかずに座っていたとすると、君を知っている周りの人々は、君に何か嫌なことがあったのかと気を遣ってしまうし、心配をかけてしまう。やがていつも君がそうしていれば、君と一緒にいると気分が重くなり暗い気持ちになるから、友達はみんな君から離れていってしまう。ニコニコしている人が好きなのは友達ばかりではない。幸運の女神も実は笑顔が好きなのである。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#82

人の能力を借りよう

 

本当に大きな能力を発揮する人はどこが普通の人と違うのだろうか。おそらく一番の違いは人を使うのが上手だという点だ。もし人の能力がすべて同じだとするなら二人になれば二倍、十人になれば十倍の力が出るだけだ。ところが五人集まって百人の力を発揮する人たちがいる。これはいったいなにか。その場、その場に応じた人の能力が発揮された結果なのだ。

だから重要なのは、人の能力をいかに借りるかということが大事なのだ。君が仕事にしろ、スポーツにしろ、良い結果を出すためには人の能力を引き出しそれを借りることが成否を決める重要なポイントになるのだ。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#81

言葉は一人歩きする

 

言葉には魂がこもっていて、それを言霊と言う人もいる。「言葉は一人歩きをする」と言う人もいる。これはいったいどういうことだろうか。同じ「君は強いね」という言葉でも、聞く人によって様々なニュアンスで受け止めるから、違った感じの意味として人に伝わることがある。さらにその人が同じ言葉を他の人に伝える時、またさらに違ったニュアンスで伝わる可能性は十分にある。こうして言葉の意味は次々にまさに一人歩きを始めるのである。だから重要な話を相手に伝えるには、言葉を選んで丁寧に話すことが肝心である。君の考えや気持ちが正しく相手に伝わることは、なかなか難しいのである。

そして言葉は相手の心の中に残ることが多いので、君がそんなつもりで言ってないのに相手はいつまでもその言葉を覚えていて、恨まれるようなことも多々あるので注意すべきである。だから大事なのは君が何を主張したいかより、相手の気持ちを考え、今どう言ったらいいかを考えながら話すことが何より大事である。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#80

自分らしさとは

 

自分らしさを発見しよう。自分らしさこそ君にとっての最大の武器であり強みである。人はみんな得意なことを持っているものだ。どんな小さなことでも良い。君が得意なこと、君の自信のあるところを探してみよう。それこそが君らしさなのだ。

君が君らしく生きるということは、君の得意なこと、君の自信のあるところを活かして生きることなのだ。小さなこと、ちょっとしたことで良いのだ。やがてそれが大きく育ち、大人になると実を結ぶものなのだ。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#79

寛大な心を持つことで自分が楽になる

 

「どちらでも大丈夫」という心を持てば生きやすくなるし、ゆとりの心を持って生きれば、楽しく生きることができる。不満はやがて自分に戻ってくる。全てのことを自己責任のもとでやっているという自覚を持てば不満がなくなり、ゆとりと余裕が生まれる。

精神的な余裕がないと判断を間違えてしまう。精神的な余裕やゆとりがあれば人間関係もうまくいくことが多い。

寛大な心や余裕があれば、選択肢が多くなり人生のチャンスが増す。人生のチャンスが増せば、それだけ幸せな生き方ができるようになる。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#78

こんな時どうするか

 

 

『君には何か困った時に相談できる人がいるだろうか。大人でも友達でもかまわない。君が本当に困った時に、相談できる人を持ちことはとても重要だ。しかしこれがなかなかいない。いたとしても何か相談しにくくて自分だけで悩んでいる人が多いようだ。できたら君のブレーン(頭脳)になる人を普段から見つけておくことを勧める』

 

友達がほしい時は、クラブ活動に積極的に参加すれば、同じ趣味や似た好みの友達を見つけることができる。学校の成績が上がらない場合は、予習をして授業をよく聞くようにする。生活がダラダラしてきたら、朝、早起きをするとよい。将来の不安に襲われた時は、自分の夢や目標を持って、何度も何度も繰り返し唱え続けることだ。

身に迫る危険を感じた場合には、必ず人に相談すること。人とケンカをした時は、意地を張らずにこちらからあやまればよい。耐えられないいじめにあった時は先生や大人に相談すること。それでもうまくいかない時は、転校などで環境を変えるか不登校することだ。

すべてがうまくいって順調な時こそ悪い種ができるもの。身を引き締めて謙虚になろう。すべてがうまくいかない時は、必ずうまくいく時がやって来るから、あわてたり悲観したりせず、じっくり時のたつのを待てばよい。

フラれた(失恋した)時は、その時の相手以上の人は、この世にいくらでもいるから気分を切り替えて次を目指そう。きっともっと素敵な人が君を待っている。

特定の人に好かれたい時は、その人の言動を否定せず肯定し続けること。苦手なことをうまくやるのは、予行演習を繰り返すとよい。

忙しさを乗り切るには、忙しいと口に出さないこと。口に出すとますます忙しくなる。忙しさというものは一種の強迫観念なのだ。本当に力のある人はどんなに忙しくても、忙しいとは言わないものだ。

失敗やトラブルが起きた時は、人のせいにせず自分の責任と思って処理すれば良い経験になる。大事な場面で力を出したい時は、場面を想定して繰り返し練習すること。飽きるほどやれば必ずうまくいく。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#77

『菜根譚(洪自誠)』中国明代の処世術

 

『ゆっくりじっくり生きることもいいものだ』

 

①刺激が何もなくただゆっくりと時間だけが過ぎていくような平和な1日もまた素晴らしいことを知ろう。

②いつもニコニコと楽しく笑うような生活を送ろう。

③腹を立てずに周りを認め、許す心構えを持つようにしよう。

④あくせくと仕事に追われたり、金儲けに夢中になるような生活は豊かな生活とは言えない。一人で静かに過ごす時間も持とう。

⑤人を助けることのできる人間になろう。

⑥自分勝手な生き方より、人と仲良くする生き方を選べば、生きることが楽しく楽になるものだ。

⑦人にかけた恩は忘れるように、人の恩は忘れないようにしよう。

⑧挨拶も聞こえなければ独り言だ。大きいな声で明るく元気の良い挨拶をしよう。

⑨どんな時でも、心にゆとりがある余裕を持った生き方をするには、自然に無理のないライフスタイルが大事だ。

➉諦めや投げやりな態度をやめて粘り強く生きるようにしよう。

⑪頭を柔らかくして合理的な考え方ができるようになろう。

⑫加減よく、物事をほどほどにすることが大事だ。

⑬何でも独力でやろうとせずに、人の力を借りよう。ただし、人の力ばかりをあてにしてはいけない。

⑭常に前向きな、積極的な考えで自分の心を支配しよう。

⑮礼儀正しい人になろう。礼儀こそ最も人間らしい行為だ。

⑯我慢しなければならない仕事もあるだろうが、できる限り自分の好きなことを仕事にすると幸せな人生が送れる。

⑰自分の生活や仕事がうまくいっているように見える時、周りは嫉妬の目で見ていることを忘れるな。

⑱どんなにうまく行かない時でも、時間がたてば必ずうまくいく時が来るから、決して悲観するな。待てば海路の日和あり。

⑲お金や物欲のためだけに君の人生を捧げてはならない。

⑳我慢することは次に打つ一手のために大事である。

㉑多くの財産や幸せを手に入れると、次にはそれらを守るために不安や心配が生まれるものだ。

㉒人に譲る気持ちや分け与える気持ちこそが、幸せな人生を送るためにとても大事なことである。

㉓優越感も劣等感も楽しい人生を送る上で不要である。

㉔感情的になってカッと腹が立ちそうになったら深呼吸をせよ。腹を立ててすることで良い結果を生むものはまずない。

㉕たくさんの知識や知恵より、たった一つの心にしみる言葉を持つことが大事だ。

㉖怒りは状況を悪くするだけで何も解決しない。

㉗人生の中で選択肢の多い人間になろう。器の大きい人物や柔軟な人物ほど選択肢が多いものだ。

㉘傲慢こそが人生における最も重大なミスのもとになる。

㉙失敗をすることが本当の大成功をもたらすことが多い。

㉚夢を持つことによって、人生というものは生き生きと楽しいものになってくる。

㉛人に要求せず、逆に人に与え続けると人から尊敬される。

㉜どんな環境にあっても夢はかなう。夢がかなわないことを環境のせいにする人は、夢がかなわない運命にある。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#76

目標達成のための短期間成功法

 

『目標を達成するために、短期間頑張るようなことは人生のなかで多々ある。受験や仕事、スポーツや芸術的なことでもよくあることだ。これらを上手に成功させる方法はかつてナポレオンヒルがその著書「富を築く13の条件」で述べている。それは自己暗示を上手に使う方法なのだ。そして次にあげる2点を知っておくことが重要である』

 

まず自分が成功することをイメージし、それが当たり前である、当然であるという精神状況を作り出すこと。

次に成功する人としない人の間には大きな能力の差があるのではなく、成功するための習慣が身に付いていたかどうかで決まることに気付いている。

現実的なところ、成功した人たちの多くは楽しくやっていて自然に成功したという人がほとんどで、血のにじむ努力と苦労をしてやっと成功したという人はごくわずかだ。もちろん第二次世界大戦後の日本のような状況下ではこの努力型が多くいたのだろうが、そんな時代でも楽しく夢を見ながらやってきた人の方がはるかに多かったに違いない。

そこでどうすればそうなるかを見てみよう。この点については述べてきたが、重要なことなのでもう一度分かりやすく書いてみよう。

自分の目標や夢を紙に書いて目に付くところに掲げ、毎日できたら声を出して読んでみよう。これが恥ずかしいようなら、ポケットに夢を書いたカードを入れておいてトイレの中で必ず見る習慣をつけよう。いずれにしても毎日欠かさず自分の夢や目標に目を通すことが大事だ。

この習慣は一日も欠かしてはいけない。旅行などで通常の生活ができない時でもしなければならない。これを最低半年続けてみよう。一生続けている人もいるのだからむずかしいことではない。

夢や目標を唱えることが習慣になったらほぼ目標を達成したも同然。君の夢や目標はやがて必ず実現する。

夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#75

人との接し方

 

『人との接点は日常のあらゆる場面で重要なものとして存在している。そのなかで人と上手に付き合える人もいれば、それが苦手な人もいるから悩みも多い。自分の意思を相手にうまく伝えることができる人もいれば、下手な人もいる。そしてその接し方に人柄が現れるからなおさら気を遣うことになる。不器用な人は気を使うことに疲れ果ててしまい、自分の気持ちの半分も相手に伝えられないで終わってしまうことが多い。また人柄や行いの正しい人もいれば、そうでない人もいる。昔から「朱に交われば赤くなる」と言われるように、悪い人と付き合えば知らず知らずに悪い行いが普通になり当たり前になってしまうし、立派な人と付き合えばいつの間にか自分もそうなっていくものである。だから人付き合いはむずかしいけれど重要なのだ』

 

 

●人との接し方の基本

幅広く付き合うことにより、良い人を選んで大切にして付き合うこと。

気の合う人を選んで楽しく付き合うこと。

損得が絡むような(お金の貸し借りなど)付き合いは避けること。

相手の気持ちをよく汲んで接するようにすること。

相手の気持ちや考えを尊重すること。

 

●人間関係は誤解の上に成り立っている

人は誰も自分の都合の良い方向に物事を考えるものだ。人間関係でもまさにそうであり、お互いの都合の良さが合致すると相性が良いということになる。

人間関係では、悪い方向に誤解をするのではなく、いい方向に誤解をすることが、平和でうまく良い関係を継続させるコツでもある。

子供の頃の人間関係には利害がからまないため、子供の頃の友人とは大人になってからも良い関係を持続させやすい。これに対して社会人になってからの人間関係は、利害が生じやすくむずかしい。

 

●人付き合い・友達作りの大事なポイント

良い環境(愛情の豊かな環境)で育った人を大切にする。悪い環境のなかでも立派な人はいるがまれである。自分と似た環境で育った人とは比較的歩調を合わせるのが容易であるし、共通点が多く打ち解けやすく、良い友だちになることが多い。

明るく誠意のある人が良い。健康的で明るい人と付き合うことが大切だ。相手の環境や状況をよく理解して、思いやりのある付き合い方が大事。これに対してすべてをさらけ出して甘えるような関係になってはいけない。

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