夢を叶える男の子の育て方(うまのブログ)#5
事業を起こしてみよう。商売をしてみよう。奇跡を起こしてみよう。
『事業を成功させるためには、他に類のないもの、唯一のものを探せ。奇跡は起きると信じる者のところに起きるものである。』
他に類を見ないような専門業は成功しやすい。なぜなら競争相手が少なく無駄なことをしないで済むから。特にまだまだ小さな組織は、他と戦って体力を失うだけでなく命さえ落としかねない。このようなことは絶対に避けるべきだ。そのためにも競争相手のいない分野から始めるべきである。無駄な資金や労力がかからない。このことは芸術の世界でも学問の世界でもどんな世界でも言えることである。
商売を考える時、なるべく多くの人に買ってもらうことを考えるより、まずは買ってくれる客層を絞って商品を開発し、限られた客層に合う商品を探してくるほうが成功しやすい。なぜなら的を絞ったほうがヒット商品を見つけやすいからである。
事業というものは社会的意義のあるものや、利用する人々にとって価値のあるものが重要であるし、そこを狙って開発された商品は特に人気も出やすい。
奇跡は諦めた者の前には、その感動的な姿を現すことはない。奇跡は起こるべくして起きていることを知るべきである。例えば、宝くじで一億円当たった人は意外なことに、当たったことを奇跡と思っている人は少ないそうだ。その多くの人は当てようと思って宝くじを買っている。その証拠に、一億円当てた人の一回の平均宝くじ購入額は、二十万円を超えているそうだ。一等を二回当てた人がいる。この人は一度に四百万円以上の宝くじを買うそうである。これはもう奇跡を当てる感覚ではない。