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合格する子、させる親#6

理解力・論理力などいわゆる「頭はいい」「賢い」のに、算数の成績が上がらない子をたくさんみてきました。

計算は、反射です。
野球少年がベッドにボールを持ち込み、サッカー少年が机の下でボールを転がすように、とことん数字に触れ数字に慣れることが計算力を上げる近道なのです。

今回、しどう会講師が提言するのは「計算力を上げる方法」です。

 

①計算のパーツ速度を上げる

計算が苦手な子は、計算のパーツが遅く不正確なケースが多いです。
まずは足し算・引き算の1桁同士(繰り上がり、繰り下がり含)を速く正確にしましょう。九九の+−バージョンを覚える感じです。
かけ算は、九九だけでなく10以上の2桁数字のものも覚えると、更にGOODです!

②分数少数の行き来を速く正確に

3/8=0.375のようによく出るものは暗記してもO Kです!その際、ブロックや線分図で、分数と小数のイメージを持てるようにしていきましょう。

③毎日計算をして数字に触れる

1日も欠かすことなく、一定量の計算を解きましょう。毎日数字に触れることが大切です。
どんな日も毎日きちんと継続できるかがポイントとなります。

<毎日続けるコツ(1)>無理のない量を設定する

例えば、歯磨きは面倒ですが子供でも毎日必ずできることです。それは歯磨きが“大したことのない作業“だからです。
もし計算を毎日続けられないのであれば、それはその子にとって、一苦労の量を与えられているためです。

<毎日続けるコツ(2)>やる気のある日でも増やさない

貯金ができると、やる気がない日に油断して、やらない日ができる可能性があります。やらない日を一日も作らない、毎日欠かさないことが一番大事です。

 

中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。

合格する子、させる親#5

夏休みには、お子様に色々な経験をさせたい中でも、

積み重ねの勉強を怠らないようにしたいです。

今回の『合格する子、させる親』では、

小4の夏休みに夏期講習の塾の宿題以外でどんなことに取り組んだのか、

偏差値60以上の進学校に合格された方100人にアンケートをとり

まとめたもの3選を紹介します。

 

『小4の夏にやっておきたいこと〜3選〜』

①計算の徹底

・計算力がつくので、やらない理由がない。Mさん

・分数や小数への変換が自在にできるようになるまでやるべきです。Sさん

②図形の先取り

・国語力に左右される文章題とは違い、図形問題は三角形、四角形、円、扇など、直感的に取り組めるため、四年生範囲に限らず先取りを進めました。Tさん

③比・割合の基礎

・先生のすすめで、比と割合の先取りをやりました。Nさん

・問題を解くのに大切な「イメージづくり」に役立つと思います。Tさん

 

中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。

合格する子、させる親#4

「中学受験は算数で決まる」と言われるほど重要な科目である算数。

算数が得意になれば算数を好きになり、好きになれば更に得意にしようと自ら学び始めます。

そうなれば、勝手に算数の成績は上昇していくのです。

では、どうしたら算数を得意にできるのでしょうか。

今回、しどう会講師が提言するのは「算数好きになる方法」です。

 

①計算力を上げる

計算が不得意な子のほとんどは、計算力が圧倒的に足りません。計算力を上げるだけでも、偏差値50前後なら到達可能です。そして、分数小数の正しいイメージを持つことと、+−×÷の正しい意味をイメージで持つことが計算力を上げることにつながります。

②図を書いて解く習慣を身につける

生徒さんから質問をされるとき、イメージができないことで問題の把握ができず、解法が思いつかないというパターンの質問が非常に多いです。図を書くことは式を書くことよりも大切です。書かされているだけの式に意味はあまりありません。

③様々なタイプの問題に触れる

「競い合う」競い合いを行うと、負けん気に火が付く子が多いので自発的に問題量を増やします。
「目標を持つ」目標を持っている子は、大人が驚くほど目標達成に対して貪欲です。
「楽しむ」楽しければ好きになり好きになればやり込むので得意になります。

 

中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。

合格する子、させる親#3

まだまだと思っていたけれど、気づけば来年もう受験生。

この夏休みは何をしたらいいのでしょうか。

今回の『合格する子、させる親』では、

小5の夏休みに夏期講習の塾の宿題以外でどんなことに取り組んだのか、

偏差値60以上の進学校に合格された方100人にアンケートをとり

まとめたもの3選を紹介します。

 

『小5の夏にやっておきたいこと〜3選〜』

①比・割合の完全修得

・数量関係が整理されたことで、急に文章問題の出来が良くなりました。Kさん

②速さ

・苦手にさせないため、基本を徹底しました。Sさん

・「速さは比で解く」というコツを体で覚えるために反復しました。Aさん

③一学期の単元の復習

・塾のカリキュラムは速いため、忘れがないか復習しました。Tさん

・復習というより、二度目の繰り返しの感覚でやりました。Hさん

 

中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。

合格する子、させる親#2

「集中力に不安がある」と、生徒さんや保護者の方からご相談を受けることがあります。

皆さんはどんな風に集中力をつける工夫をされているのでしょうか。

今回の『合格する子、させる親』では、

各ご家庭で、集中力をつけるためにどんなことをしてきたのか、

偏差値60以上の進学校に合格された方100人にアンケートをとり

まとめたものトップ3を紹介します。

 

『集中力をつけるためにやったこと〜トップ3〜』

①好きなことをやらせる(熱中体験)

・昆虫好きの息子に図鑑を渡したら翌日には、ほとんどの昆虫の名前を覚えていて驚きました。昆虫採集も夢中になっていました。Iさん

・娘はバレエをやっていますが、型やテクニックを習得していく中で集中力を鍛えられたと思います。Kさん

②集中しやすい環境づくりをする

・勉強前に机の周りを整理します。それが勉強モードに入るスイッチになっています。Mさん

・以前、図書館で勉強をやらせたことがあったのですが、静かすぎて逆に集中できないようで、今でもリビングで勉強しています。Tさん

③時間を計る

・最初はゲーム感覚で、兄弟と競い合いながら百ます計算をやりました。楽しんでやっているうちに、集中力がついていました。Tさん

・集中力が続かない日は、15分だけ頑張ることを繰り返すといつの間にか時間が経っています。Uさん

 

中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。

合格する子、させる親#1

受験まで、あと半年をきりました。

この夏休みをどのように計画するか悩む方もいらっしゃると思います。

今回の『合格する子、させる親』では、

小6の夏休みに夏期講習の塾の宿題以外でどんなことに取り組んだのか、

偏差値60以上の進学校に合格された方100人にアンケートをとり

まとめたもの3選を紹介します。

 

『小6の夏にやっておきたいこと〜3選〜』

①基礎から標準問題の整備

・基礎力が高ければ応用への対応もスムーズになります。Oさん

・小6の夏休みは、抜けがないかを最終確認できる時間だと思います。Mさん

②過去問に取り組み始める

・塾では秋以降ですが、問題に慣れるまで時間がかかるため、早めに手をつけ始めました。Kさん

③苦手単元の演習

・秋以降の過去問演習で苦手が判明しても、それをやる時間はなかなか無いので、確実にこの時期にやっておくべきです。Hさん

 

中学受験を控える小6の皆さんにとって、少しでも参考になりますように。

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