合格する子、させる親#18
多くの算数のミスの中で、ほとんどの受験生が抱える「計算ミス」。
計算ミスをなくすためには量をこなすことが欠かせませんが、苦手な段階でやみくもに量をこなそうとしてもデメリットも多くなってしまいます。状況に応じた量をこなしていく他に、どんなことで計算ミスをなくしていけるでしょうか。
今回は、偏差値60以上の進学校に合格された方100人に各ご家庭で行なってきた
「計算ミスをなくすためにやったこと」を伺いまとめました。
①文字や数字をキレイに書く
・3が2に見えたり0が6に見えたり+を×と見間違えたりして計算ミスをしていた。
勉強する時はいつもキレイに、誰が見てもわかる字で書くように促した。Oさん
・字をキレイに書くことに慣れるのは時間がかかるので、早めに癖付けるといいです。
字がキレイになるにつれ不思議と計算ミスも減ってきます。Uさん
②問題を丁寧に解く
・速く解くことを目的としてしまっていたため、焦りが生じミスをしていた。Tさん
・「速く解く」ことより「正確に解く」ことを重視したところ、ミスも減り、解答できる問題数も徐々に増えていった。Fさん
③自分のミスの傾向を知っておく
・間違えた問題は、正解になるまでやり直しました。その際、一からやり直しをするのではなく、自分で間違えた箇所を発見できるようにするため、間違えた所を見つけ、そこから先の計算のみを直すようにしました。Sさん
中学受験を控える皆さんにとって、少しでも参考になりますように。